適度なランニングと免疫機能免疫細胞の活性化
ランニング(30〜60分、中等度強度)を行うことで、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)やT細胞の活動が一時的に活性化されます。これにより、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染症に対する抵抗力が高まる
やり過ぎは免疫低下に注意⚠️
マラソン大会前後の風邪調査
Niemanの研究 1989 1990
ハーフマラソンの距離では発症率は高くない、トレーニング期間は週走行距離が25キロ以上のランナーがそれ以外のランナーより風邪をひきにくい。
フルマラソンは高い、週間距離97キロ超えると風邪のリスクは上がる
炎症とコルチゾールの改善
適度なランニングは慢性炎症マーカーを低下させ、免疫システムの過剰反応を抑える働きがある
これは、加齢に伴う免疫機能の低下を抑える可能性も示唆されている。
また、ストレスホルモンであるコルチゾールを適切に分泌・調整することで、免疫の過剰抑制を防ぐ助けになります
走り過ぎリスク
長時間・高強度のラン(たとえばフルマラソンなど)は、一時的に免疫機能を低下させる「オープンウィンドウ理論」が有名
激しい運動後、3〜72時間のあいだウイルスや細菌に感染しやすくなる可能性がある
過剰なストレスによりコルチゾールが過剰に分泌され、免疫抑制効果が強くなる。
まとめ
これはランニングだけに限らず
運動全般筋トレにも言える事でやり過ぎると風邪のリスクが高まるので、適量が大事、
しかし、体力のベースも上がっていくので個人差はあると考えられる。
少しずつ適量のベースを上げていき、
筋トレやランニングに積極的に取り組みたい。
コメント