ストレスが白髪の原因になる
マリー・アントワネットが処刑の恐怖により一晩で白髪で真っ白になった話などが
有名ですが、ほんとにストレスによって白髪が増えるのか
1.ストレス
結論から申し上げますと 急速なストレスにより白髪が増える
強いストレスがかかったり、ストレス状態が長く続くと交感神経優位の状態が収まらず、毛細血管が収縮したままになります。すると、頭皮の血流が衰えて、酸素や栄養分などが毛根に届きづらくなります。そして、白髪などの髪の毛のトラブルにつながるのです
ストレスで白髪が増えるのは、自律神経が脅威を感じたせいで
ノルエピネフリン濃度が増え、そのせいで色素再生能力が失われるからである
急速なストレスは、なるべく少なくすることが白髪を少なくする方法
2.遺伝的要因
白髪になりやすい人と、そうでない人がいます。これには遺伝的な要因が強いといわれ、若白髪の人は10代~20代で白髪が出はじめることもあります。
メラノサイトの生存や維持に関係する遺伝子がもともと少ない人が白髪になりやすいようです。この遺伝子は、メラニン色素を髪に送り込むときに重要な役割を果たすので、これが少ないということは白髪になりやすいということになります。
3生活習慣 食事 睡眠 運動
生活習慣の乱れから白髪が増えやすくなります。
食事から必要な栄養素を取り 睡眠は、細胞の回復 運動は、血流改善
また白髪対策で重要な栄養素については、後半お話します
メカニズム
髪に色を与えているのはメラニン色素です。メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪です。
髪の毛は「ケラチン」と呼ばれる18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質で構成されています
18種類のアミノ酸の中の1つである「チロシン」というアミノ酸は、まず髪の毛の材料を作るために働き、余った「チロシン」がメラニン色素の原料となります。
この「チロシン」を黒い色素に変化させる髪の色素細胞「メラノサイト」の働きを活性化する役割を持つのがミネラルなのです。
もう一つの重要な栄養素
亜鉛は、髪を黒くするメラノサイトの働きも活発にしてくれます。亜鉛が不足すると、このメラノサイトの活発が低下するので髪に色が付きにくく白髪になってしまうのです。
現代人に足りない栄養素である、ミネラルやタンパク質の不足を招く大きな原因があります。それは、加工した食べものを取りすぎているということです。
スナック菓子、カップラーメン、冷凍食品といった「超加工食品」は栄養分のほとんどが失われるうえ、味を調整するために大量の油分、糖分、化学合成添加物が多く含まれています。カラダに不要なこうした添加物を代謝するために、ただでさえ不足しているミネラルやビタミンが大量に消費されてしまうのです。
チロシンも多く含む食べ物
豆腐 納豆 チーズ バナナ ナッツ類
亜鉛は、肉類 牡蠣、魚などの魚介類 またワカメなど海藻 チーズや卵 ナッツ類や納豆など
白髪でお悩みの方は、まずは生活習慣を整えることを意識してみてください!
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