低負荷・高回数で肥大しやすい筋肉ランキング【5kg×20回×10セットにも強い部位】
「軽い重量でもしっかり追い込めば本当に大きくなるの?」という疑問に答える記事です。結論、低負荷×高回数(20〜35回域)でも“ほぼ限界まで”行えば筋肥大は起きます。特に、レバー(てこ)が不利で軽くてもきつくなる小筋群や、持久寄り(遅筋優位)の筋は相性が良いです。逆に胸・背中・大腿の大筋群は、中〜高負荷の日を併用すると効率が上がります。
ランキング(理由・5kgでの種目・効かせるコツ)
- 中部三角筋(サイドレイズ) 理由:腕を伸ばすとレバーが長く、軽くても張力が逃げにくい。パンプ&代謝ストレスが出やすい。 5kgでの種目:サイドレイズ(立位/シートあり/片腕) コツ:トップで1秒静止、反動禁止、肩はすくめない。休憩45〜60秒。
- 後部三角筋(リアレイズ) 理由:小筋群×レバー不利。低負荷でも焼ける。 5kgでの種目:ベントオーバー・リアレイズ/チェストサポート・リア コツ:肘で外へ描くイメージ。最後は部分可動で焼き切る。
- 前腕群(腕橈骨筋・手根屈伸筋) 理由:持久系が強く高回数に反応しやすい。 5kgでの種目:ハンマーカール(腕橈骨筋)/リストカール/リバースカール コツ:テンポ2–1–2(下ろし2秒)、トップで1秒止める。
- 上腕三頭筋(外側頭メイン) 理由:キックバックは軽くても負荷が抜けにくいポジション。 5kgでの種目:トライセプス・キックバック/軽負荷フレンチプレス コツ:上腕は床と平行で固定、トップ1秒ロック。
- 上腕二頭筋 理由:長時間張力&代謝ストレスで反応しやすい。 5kgでの種目:コンセントレーションカール/インクラインカール コツ:完全伸展→トップ1秒。肩を巻き込まない。
- 僧帽筋上部 理由:タイム・アンダー・テンションが効きやすい。 5kgでの種目:スロー・ダンベルシュラッグ(両手) コツ:下制→挙上をコントロール。トップ2秒静止。
- 中殿筋(ヒップ外転) 理由:高回数での燃えが出やすい。 5kgでの種目:サイドライイング・アブダクション(膝上にダンベル) コツ:可動域フル、トップで軽く外旋+1秒。
- ふくらはぎ(ヒラメ筋)※片脚推奨 理由:持久寄り。高回数で追い込みやすい。 5kgでの種目:片脚スタンディング・カーフレイズ(手に5kg) コツ:ボトム1秒ストレッチ→トップ1秒。両脚だと軽すぎやすい。
※ 胸・背中・大腿(四頭・ハム)は5kg×高回数だけだと刺激不足になりがち。中〜高負荷の日を併用するのが近道。
低負荷・高回数を“効くセット”に変える3原則
- 原則1:RIR 0〜1(ほぼ限界)で終える …… 軽いと「ヌルい20回」になりがち。最後は声が出るレベルまで。
- 原則2:テンポ操作で実質重量を上げる …… 下ろし2秒・上げ1秒・トップ1秒(2–0–1–1)。張力が逃げない。
- 原則3:休憩は短め …… 同部位45〜60秒で代謝ストレスを維持。
RIR(Reps In Reserve)=余力回数。RIR0は限界、RIR1は「あと1回できる」。
5kg×20回×10セットを最大化するテク
- マイオレップ:最初のセットを限界→20秒休→5回×数ラウンド(張力を途切れさせない)
- 部分可動:ラスト5〜10回はトップ1/2レンジで焼き切る
- ポーズ:トップで2秒静止(サイド/リア/シュラッグ/カーフと相性◎)
- 片側化:片腕・片脚で可動域&負荷感UP
- BFR(血流制限):上腕・大腿で安全に配慮し30〜40%1RM域のパンプを極大化
サンプル・プログラム(肩と腕に特化/週2〜3)
Day A(肩メイン/休憩45–60秒/各RIR0〜1)
- サイドレイズ:5kg×20回×10セット
- リアレイズ:5kg×20回×8〜10セット
- ハンマーカール:5kg×20回×6〜8セット
- トライセプス・キックバック:5kg×20回×6〜8セット
Day B(前腕・僧帽・カーフ/休憩45–60秒)
- リストカール:5kg×25回×6〜8セット
- リバースカール:5kg×20回×6セット
- ダンベル・シュラッグ:5kg×25回×6〜8セット(トップ2秒)
- 片脚カーフレイズ:自重+5kg×25回×8セット(ボトム1秒・トップ1秒)
週ボリューム目安:1部位あたり10〜20セット/週(高回数は疲労が蓄積しやすいので、まずは中間値から)。
よくある失敗 → 即修正
- 20回が余裕で終わる → テンポを遅く/片側化/休憩を短縮/マイオレップ導入
- 肩が痛い(サイド/リア) → 肘主導で上げる・すくまない・可動域を1割狭める
- パンプが続かない → セット間炭水化物・水分(電解質)を微量追加
- 成長が頭打ち → 2〜4週ごとに角度変更(胸もたれ/ケーブル)、もしくは中〜高負荷デーを1日挿入
栄養と回復(低負荷でも超重要)
- たんぱく質:体重×1.8〜2.2g/日(例:70kg→126〜154g)。トレ後2時間以内に20〜40g。
- 炭水化物:トレ前後に寄せてパンプと回復を後押し。
- 睡眠:7〜9時間。就寝前にゆっくり吸収のカゼインも◎。
まとめ(TL;DR)
- 低負荷×高回数でも肥大は可能。特に三角筋(中・後)/前腕/上腕/僧帽上部/中殿筋/片脚カーフは相性が良い。
- RIR0〜1・テンポ2–0–1–1・休憩45〜60秒の3原則で「効くセット」に変える。
- 胸・背中・脚の大筋は中〜高負荷の日を併用して全体を伸ばす。
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