今回からおにぎりマッスル公式ブログの方にも時折掲載していきますので、ぜひご覧ください。
ブッダの言葉
今回ご紹介するブッダの言葉は、
我唯足知 (われただたるをしる)
言葉の意味・解説
自分に与えられた物が僅かであっても
それに満足できれば、幸せです。
どれだけお金や物、地位を手に入れようとも
欲望の渦にのまれてしまい
満足できない人生ならばそれは、心が苦しいでしょう。
「足りるを知る」・・・自分が満たされている事を知りましょう。
足りていないとずっと思っていると、どんどん不幸への道へ繋がります。
経済力と幸福は、比例しない
2022年の世界幸福度ランキングで、日本は、54位でした。
世界的に見ると裕福な環境で生活しているにも関わらず
日本の幸福度は、上位ではないのです。
これが意味する事とは
経済力と幸福度は、比例しません。
日本よりも経済的に恵まれていない国が日本よりも上位に入っています。
お金よりも満足できる心こそが本当の幸福なのかもしれません。
豊かになる心
少しの物や少しのお金で満足できるようになれば、
小さな幸せに気付くことができています。
満足できているということは、幸せを感じているということです。
衣食住ができ、当たり前の環境を当たり前と
思い過ぎている部分がありますが、
決して当たり前では、ありません。
いつ環境が変化するかわかりませんし、
いつ終わりが来るのかもわかりません。
環境や人も常に変わり続け、やがて終わりがきます。
諸行無常なのです。
ですので、今あるこの環や周りの人たちに感謝をして生きていくことが
豊かな心を作ると考えています。
我唯足知・・・最低限のもので満足しましょう。
窮屈になる心
物質的に満たされても、
もっと欲しい、失いたくない
「もっと、もっと」の無限ループにハマってしまうと
どうしようもなくなります。
現代社会の問題にもなっている
様々な依存症も「もっともっと」から始まって抜け出せなくなっています。
こうなると、少しの事ではもう満たされることは、ありません。
執着が増大し心が苦しくなります。
科学的観点
科学的に見ると
もっとほしいは、「ドーパミン」
使い方を正しく使えば、幸せな環境を作ってくれて、人生を幸福に導いてくれます。
しかし、一歩間違えれば執着を強めて依存への道に繋がってしまいます。
このドーパミンは、ドーパミン的な事だけを追い求める事が
あまりよくありません。
健康と人とのつながりの中で生まれる「もっと」なら幸福に導いてくれます。
健康は、セロトニン、
人とのつながりは、オキシトシン
この3つの幸福ホルモンを上手く使っていくことが、
人生を豊かにしながらも心も豊かにしてくれる
重要なポイントだと考えています。
コメント